ご要望の伝え方について

家を建てようと思い立って、さあどこに自分たちの希望を伝えよう。ハウスメーカーか、それとも思い切って設計事務所に相談してみようか。と考える時間はとてもワクワクしますよね。設計事務所の場合でいけば、まずあまり気兼ねせずに思っていることを素直に伝えてもらえるとよいと思います。こんなことお願いしたら笑われるかな、とか、自分のことを伝えるのは恥ずかしいな、等の遠慮は必要ありません。とはいえ、自分たちのことを他人に話しをするのははじめてですし、肩に力が入ってしまうのも無理もないことかもしれません。はじめての打ち合わせで、ほとんど言いたいことが伝えられなかった、というご経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。就職や入学の面接とかとは違いますので(笑)、ご相談段階でしたらいくらでもやり直しができますし、きっとほとんどの設計事務所さんも対応してもらえると思います。ご主人と奥様の希望がマッチしていない、なんていうことははじめはザラにあります。家を建てることになってお互いの考え方の違いにはじめて気づくことも多いです。「夫婦の意見をあわせてから相談に行かなくては」という思いをもっていただくことは大変ありがたいですが、無理にどちらか一方の意見が優先されてしまい、片方の意見が伝えられてこないのは設計する立場からすると、あまりに筋が通り過ぎていてこれは大丈夫かな?と心配になることもあります。助け舟を出しながら、ちょっと深堀りしてみるとやはりいろいろ出てきたりします(笑)そんなときは何か共通している方向性を整理したり、新しい夫婦のキーワードを探してみたり、自分を表現するうちに最初はぼんやりとしたイメージが段々具体的なものに変っていくことに気づかれると思います。まさに発見ですね!希望の伝え方は人によって本当にさまざまで、言葉で伝える方、紙のメモを書いてくださる方、写真や動画をお持ちになる方、ファッションや雑貨、家具について熱く語る方、その方の想いはどんな形でもよいと思います。そんなやりとりの時間を存分に楽しんでいただきたいと思います。

 

 

坪井当貴
建築設計事務所

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